日焼け止めのメリットについて

最近では化粧品などの中にもノンケミカルを謳う商品が増えてきました。
その中でも特に人気があるのがノンケミカルの日焼け止めです。

日焼け止めにはケミカルのものと、ノンケミカルのものがあります。
ケミカルのものは紫外線吸収剤、ノンケミカルのものは紫外線攪乱剤とも呼ばれています。
ケミカルのものは、しっかりと紫外線を吸収し、その上で防ぐのに対し、ノンケミカルのものは紫外線をバラバラに分かれさせ、肌に吸収されないようにするのです。

「SPF」という用語があります。
これは紫外線防御指数ともいい、UVB波の防止効果を表す指標で、紫外線を浴びた際、皮膚にできる赤い斑点が表れるまでの時間を何倍にできるかということを表しています。
たとえば、SPF30ならば、赤い斑点が現れるまでの時間を30倍に延ばすということを表しているのです。
ノンケミカルとケミカルのものを比べた場合、ケミカルの方が高い値を指します。

しかし、あまりに効果が強すぎるのは、肌に負担をかけていると捉えることもできます。
年々暑さが増していく状況を考えると、効果も強くせざるを得ません。
これが続けば、より一層肌に負担をかけてしまうことになります。

ノンケミカルの日焼け止めは、このような傾向を何とかしたいとい意味でも非常に関心が高まってきています。
どこかでしっかり歯止めをかけたいと思うのは、ごく自然な流れでしょう。
紫外線から肌を守るために肌に負担をかけてしまえば、本末転倒になってしまいます。
そう考えると、よりノンケミカルの日焼け止めに人気が出てくるものと考えられます。

タグ：日焼け止め ノンケミカル メリット